- TOEIC勉強始めたばかりで、何からまず始めればいいのかわからない・・・
- 初心者が効率的にTOEICの点数をあげるには、どんな勉強をすればいいんだろう
と悩んでいる人もいるではないでしょうか?
TOEICの学習をこれから始める方、また始めたばかりの方は、いったい何から手をつけたらいいかわからない…と思っている人も多いはず。
TOEICでは、初心者の段階でなんとなく学習を開始してしまうと、効率的に学習を進めることができず、想像以上に時間がかかってしまいます。
今日は、独学で TOEIC905点を取得している筆者が初心者が最初に行なっておくべきこと、勉強方法について解説していきます!
この記事を読むと、初心者でも効率的に点数を上げるためにどうすれば良いのかがわかります。
この記事を読むとわかること
(①習慣化、②目標設定、③スケジュール決め)
目次
TOEIC超初心者がまずやること5選
TOEIC初心者がまずやること5選
初心者がまずやることは以上の3つです。それぞれ順番に解説していきます。
①現時点での英語力を確認する。
まずは、目標の点数を設定する前に、自身の英語力を確認すると非常に良いです。
理由としては、現時点での実力を知ることができると、リスニングとリーディングのどのパートでどれくらい点数を上げれば良いのかが明確になるためです。
レベルチェックについては、アプリを使用することで短時間で自分のレベルを把握することができるため、おすすめです。
レベルチェックにおすすめのAIアプリの記事で解説しているのでどうぞ。
アプリ以外での点数の確認方法としては、模試問題集を使用するのもありです。市販の教材を実際に時間を測って解き、正答率から自身の得点を把握します。
②TOEICの出題形式・内容について確認する。
TOEICの出題形式・内容について確認していきます。
TOEICは、リーディング、リスニングのそれぞれ445点満点の計990点満点のテストです。
そして試験結果に応じて、点数が10点〜990点の間で決定されます。試験問題の内容については、以下の通りです。
L&R区分 | パート | 問題数 | 内容 |
リスニング | パート1 | 6問 | 写真の中から適切な選択肢を選ぶ |
パート2 | 25問 | 適切な応答を選ぶ | |
パート3 | 39問 | 会話の内容を聞いて問題を解く | |
パート4 | 30問 | 1人のアナウンスを聞いて問題を解く | |
リーディング | パート5 | 30問 | 文法、語彙問題 |
パート6 | 16問 | 長文の空所補充問題 | |
パート7 | 54問 | 長文問題 |
参考)TOEIC公式サイトより
パート別の特徴を把握しておくことで、どのパートでどんな対策を行えば良いのかがイメージしやすくなります。
また、そういったパートごとの特徴を把握することの他にTOEICで高得点を取るためのコツを把握しておくことも非常に効果的です。
興味がある人は、以下の記事で解説しているのでチェックしてみてください。
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③定量的な目標を決める!|おすすめはTOEIC600点
次に行うべきが定量的な目標を決めることです。
目指すべき点数が明確になることで学習のモチベーションが上がるだけでなく、いつまでに何をすればいいのかがわかるようになります。
TOEIC初心者の人は、まず600点を目指すことをおすすめします。
まずは、自分の現状の点数よりも100点〜150点ほど高い点数を目標点数と設定して取り組んでいきましょう。
④計画・スケジュールを立てる
続いて何をいつまでにやるのか計画を立てましょう。具体的には、3ヶ月後にどの程度の点数を取りたいかを目安として決めましょう。
具体的には、以下のようなイメージです。
目標:3ヶ月後に、 TOEICで600点を取得する。
やることの計画
①単語、英文法の基礎を固める。
②模試問題集を5題こなす。
③パート別の対策を行い、弱点パートをなくす
具体的にやるべき内容については、記事内のTOEIC初心者におすすめの学習手順で解説しています。
⑤TOEIC学習(英語学習)の習慣化
TOEIC初心者にとって最大の難関が英語学習を継続することです。結局、TOEICで高得点を取るためには、学習時間の確保が必要不可欠。
とはいえ、勉強時間を増やすのって大変ですよね…
そんな時に最も効果的なのがTOEIC学習を習慣化してしまうことです。
習慣化と聞くと、モチベーションや気合いで行っていくしかないと思いがちですが、そんなことはありません。
テクニックを使うことで自分の意思の力と関係なく、学習を習慣化させていくことが可能です。
習慣化するためのコツは、3つあります。
TOEIC学習を習慣化する3つのコツ
①小さい習慣から始めて毎日継続する(スモールハビット)
例:まずは、1日10分など短い時間、量から始める。
②勉強場所、いつ学習するかを決める(If thenプランニング)
例:電車に乗ったら英単語を学習する。
③学習を始めるまでのハードルを下げる。
例:アプリを使用していつでも学習できるようにする
この中で最もすぐに実行できるのが、小さな習慣です。
まずは、1日10分など達成しやすい目標を立てていきます。そうすることで、挫折せずに継続することができるようになります。
継続できるようになったら、徐々に学習時間を伸ばしていきましょう。
より具体的な小さな習慣により、習慣化する方法については、以下の記事で解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
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【徹底解説】TOEIC初心者が行うべき学習方法
次に、TOEIC初心者が行うべき学習方法について詳しく解説していきます。流れとしては、以下の項目に分けて説明していきます。
それぞれ順番に解説していきます。
TOEICの文法、単語の基礎がため
まず最初に文法、単語の知識を固めてしまうことをおすすめします。
やはり、単語、文法のある程度の基礎知識がないとTOEICの試験で高得点を取ることは難しいです。
逆に初心者のうちに、TOEIC頻出の単語、そして文法の基礎を学んでしまうことでその後の対策が非常にしやすくなり、効率的に高得点を狙うことができるようになります。
単語に関しては、まずは600点レベルの単語を、文法に関しては、最低でも中学レベルの基礎を学んだ上でTOEICの頻出文法事項の対策を行なっていきましょう。
詳しい単語、文法の学習方法については、以下の記事でまとめているので、参考にしてみてください。
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初心者が行うべきリーディング対策|精読&音読
次に初心者が行うべきリーディングの対策方法を紹介していきます。
TOEIC初心者におすすめの学習方法は、精読&音読です。
用語解説
精読・・・文章を丁寧に読み、文章の構造や文の意味を1文1文理解していく。
音読・・・文の意味や構造を意識しながら、声に出して文章を読むこと。
精読を行なった後に、音読を行うという流れで学習を進めることで、文章を理解する力、そして速くく読み進める力が身につきます。
より詳しい初心者向けのリーディングの学習方法については、以下の記事でまとめているので参考にしてみてください。
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リスニング対策|オーバーラッピング&シャドーイング
リスニング対策として行うべきことがオーバーラッピング&シャドーイングです。
オーバーラッピングとシャドーイングってなんなの?と思っている人に簡単に内容を説明すると以下の通りです。
用語解説
オーバーラッピング・・・文章を見ながら、聞こえてきた音声にあわせて発音していくリスニング学習方法
シャドーイング・・・文章を見ずに、聞こえてきた音声を後から少し遅れて追いかけていく学習方法
具体的なシャドーイング、オーバーラッピングのメリットは、以下の通りです。
シャドーイングのメリット
- 英語を聞き取る力が大幅に上がる。
- 自分の弱点箇所がわかる。
- 集中力が身につく
オーバーラッピングとシャドーイングを学習に取り入れることで、速いスピードの文章を聞き取る力が劇的に上がります。
また、どこの部分が聞き取れないか弱点箇所もわかるため、その部分を聞き取る練習をしていくことで、聞き取れる範囲を増やしていくことができます。
シャドーイングやオーバーラッピングの学習を含めたTOEIC初心者が行うべきリスニングの学習方法については、以下の記事で解説しているのであわせてチェックしてみてください。
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TOEIC学習初心者におすすめのアプリ・参考書
次に TOEIC学習初心者におすすめのアプリ・参考書を紹介していきます。
初心者におすすめのアプリ
・スタディサプリイングリッシュTOEIC:初心者からTOEIC700点〜800点を目指せる。このアプリひとつで模試問題集(20題分)、単語、文法と全てのTOEIC対策が可能。
※リンクをクリックするとブログ内の詳細説明記事に移動します。
また、スタディサプリを含めたその他の初心者におすすめのアプリは以下の記事で解説しているのでどうぞ。
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②初心者におすすめ参考書
・TOEIC新形式精選模試リスニング&リーディング:模試問題集5題分収録。問題の質が高く、何回も演習するのに最適。
※リーディングとリスニングは別売りです。それぞれ500問。リンクをクリックするとブログ内の詳細説明記事に移動します。
その他の初心者におすすめの参考書については、以下の記事で解説しています。
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TOEIC初心者におすすめの学習手順
次に具体的な学習手順について簡単に説明していきます。
①英文法、単語の基礎を身につける:高得点に必要な基礎力を身につける。
初心者が、まず最初に絶対に行なって欲しいことが英文法、単語の基礎を身につけることです。
最初は、どうしても時間がかかってしまいますが、集中して最初に基礎を固めてしまうことで、後々の学習が非常に楽になります。
②問題演習を行う:TOEICの本番形式の問題を解き、実践力を鍛える。
ある程度単語と文法の基礎ができたら、実践力を鍛えるために実際のTOEIC形式の問題で演習を行なっていきます。
手順としては、以下の通りです。
①本番の試験と同様の時間で問題をリスニング、リーディングの順番に解く。
②時間内に解き切ることができなかった問題を時間無制限で解く。
③答え合わせを行い、解説を読む。
④シャドーイング&音読で復習を行う。
⑤1週間後に間違えた問題を再び解く。
シンプルですが、この手順でしっかりと学習を行なっていくことで、確実にTOEICの点数は上がっていきます。
③弱点パートの対策を行う。
複数回模試問題集を解くと、自分が解けない問題や苦手とするパートがわかります。
苦手な弱点パートを特化的に勉強して対策を行なっていきましょう。
対策としては、以下の2種類です。
①専門の参考書やアプリを使用する。
②模試問題集のパートを横断的に解く
これらの対策を行なって弱点パートを減らしていくことで、 TOEICで600点を取ることが十分に可能なレベルにまで達することができます。
TOEIC初心者のまずやること・勉強法まとめ
最後に記事の内容についてまとめていきます。
まず TOEIC初心者があるべき3つのことは、以下の通りです。
TOEIC初心者がまずやること3選
また、TOEIC初心者におすすめの学習方法は、以下の通りです。
▶︎TOEICリーディング|精読&音読
▶︎TOEICリスニング|オーバーラッピング&シャドーイング
これらの学習方法を取り入れることで、TOEICで高得点を狙うことは十分に可能になります。