- TOEICの英単語勉強しているけど、なかなか覚えられない・・・
- 英単語を覚えるときにできるだけ効率的に学習していきたい。
こんな悩みに答えていきます。
僕自身、 TOEICの学習を始めたばかりの頃は、覚えないといけない単語が多すぎる...と絶望していました。
しかしながら、今日紹介する方法を実践していく中で、暗記することが以前よりも効率的にできるようになりました。

英単語の覚え方をマスターしておくと、その他のセクションの学習にも非常に役に立ちます。
反対に英単語の知識が定着しないと全体の学習効率も下がってしまいます。
記事の信頼性
留学なし、独学でTOEICの905点を取得しています。
自身の経験から、TOEICの点数を効果的に上げる方法を解説していきます。
もちろん、単語学習は、ある程度地道に覚えていく必要がありますが、一回一回の学習の質を上げて、適切な単語帳を使用すればより効率的に単語を覚えていくことができます。
Contents
TOEIC単語学習に重要な5つのこと
TOEIC単語学習重要な5つのこと
①TOEICの頻出語に特化した教材を使用する!
一つ目に大切なことがTOEICに特化した教材を使用して学習することです。
僕自身、最初の頃は、TOEIC専用の単語帳を使用せずに学習を進めてしまい、あまり効率的に学習を進めることができませんでした。

②覚えるべき単語数|まずは1000単語
覚えるべき単語数は、その人のレベルによって変わってきますが、
ある程度単語の基礎がある人は、TOEIC頻出語を1000単語新しく覚えることで、高得点を十分に狙えるようになります。
また、単語の基礎が十分に固まっていない人でも最初に1000単語を覚えることで、600点付近を狙えることが十分に可能になります。

③必ず複数回復習する!
単語を一回覚えたのに、すぐに忘れてしまうという人は、複数回復習ができていない場合があります。
やはり、一度覚えても復習を長期間行なっていないと、どうしても忘れてしまうので、定期的に復習を行うようにしましょう。
具体的な学習手順については後ほど解説していきます。
④例文と音声を確認しながら勉強する。
例文と音声を確認しておきましょう。
覚えた単語は基本的に文章や音声の一部として使われます。そのため、どのような使われ方や発音をするのかを覚える時に一緒に学んでおきましょう。
どう使用されるかを知っておくと、長文やリスニングで出てきたときに、スムーズに意味を思い出すことができます。
⑤品詞を意識する。
覚える単語の品詞に関しては、意識しておくようにしましょう。
これは、文法対策にも役に立ちますし、リーディングの際に文章の構成を把握するのにも役に立ちます。
リーディングの問題を解く上で絶対に欠かせない知識なので、コツコツとインプットしていきましょう。

TOEIC英単語の効率的な勉強法&覚え方
まず、結論ですが、TOEIC英単語の効率的な勉強法に関しては以下のような手順で行なっていきます。
最初に学習する範囲を設定し、短期記憶として記憶に一度定着させたものを時間をかけて長期記憶として単語を自分のものにするという流れです。
それぞれの手順について具体的に解説していきます。
最初に学習する範囲を設定する
単語学習の範囲を設定しましょう。
丸々一冊を終わらせても構いませんが、時間がかかってしまい、なかなか難しいと思います。
おすすめの範囲は、初心者であれば、TOEIC600レベル、基礎が固まっている人であれば800点レベルまでの単語を一通り覚えることです。
このレベルまでの英単語をマスターすることができれば、単語で苦労することが少なくなります。
より高レベルの単語については、セクションごとの対策と並行して行なっていきましょう。
短期記憶として定着させる学習手順
それでは、次に具体的な単語の覚え方について説明していきます。
まず、単語を短期的に暗記してしまいましょう。
一度短期記憶として記憶できたものは、たとえ忘れてしまっても次に復習する時に思い出しやすくなります。
①まず、10単語確認し、意味のわかる単語、わからない単語を把握する。
最初に赤シートや紙などで日本語の意味を確認して、10単語テストをします。そして、わからなかった単語にチェックを入れます。

②わからない単語に関しては、英語の単語から日本語訳が言えるようにする。
わからない単語に関しては、再び日本語の意味を隠してわかるようになるまで繰り返しテストをしていきます。
このプロセスを行うことで、意味がわからなかった単語が短期記憶として定着します。
③10個中8個以上わかるようになったら、OK
10個中8個以上わかるようになったら、次に進みます。この時点では、全てを覚え切ることができなくてもOKです。

④覚えられなかった単語は、画像検索をして視覚的に意味を覚える。
③で覚えられなかった単語に関しては、Googleで画像検索をして視覚的に意味を覚えていこう。
ただただ文字を見ているだけじゃ覚えられない単語も画像検索等を行い、視覚的に覚えることで非常に定着しやすくなります。

⑤次の10単語に進み、同じ流れで覚えたら、前の10単語を復習する。
以上の流れで一通り10単語を確認したら次の10単語に進み、同じように覚えていきます。
新しい10単語に関しても同様に意味を覚えることができたら、前の10単語を復習するためにテストします。

以上のプロセスを繰り返していくことで、短期記憶として定着していきます。
長期記憶に定着させる学習手順
次に長期記憶に定着させましょう。
長期記憶に定着させることができれば、記憶に定着し、単語を完全にインプットすることができた状態になり、確実な知識になります。
長期記憶に定着させるための方法は以下の3つです。
長期記憶に定着させる手順
①時間をあけて復習する
一度目に短期記憶としてインプットした単語を時間をあけて復習していきます。
具体的には、大体最初に学習してから1週間ほど経った時に、もう一度確認していきましょう。
そこで、意味を覚えていたものと覚えていなかったものを分けて、わからなかったものに関しては、短期記憶で行った方法と同様の方法でインプットしていきます。
忘れかけた時に思い出すことで記憶に定着しやすくなります。
②日本語訳→英語を言えるようにする。
次に長期記憶に定着させるために、日本語の意味から英単語も言えるようにしていきましょう。
こうすることで単語の知識を確実に定着させることができます。

日本語訳→英語ってやる意味ないんじゃないのという意見もあると思います。
確かにTOEICのテストでは、英単語から日本語の意味がわかれば問題ありません。
しかし、それと同時にリーディングの長文に出てきた単語やリスニングの中で出てきた単語の意味を瞬時にわかるような状態にしておく必要もあります。
その瞬発力を身につけるためには、英語→日本語、日本語→英語の双方から覚えておくことが大切だと思います。
僕自身、この学習方法を行うようになってから、英単語の意味がすぐにわかるようになりました。
最初は、時間がかかりますが、このような方法で覚えた単語は、記憶として非常に定着しやすくなります。
③複数回復習する
次に心がけてほしいことが複数回復習することです。とはいえ、全てを復習する必要はありません。
2回目復習する時には、1回目に復習した時に覚えていなかった単語を中心に復習していきましょう。
そうすることで、どんどんわからない単語の部分を減らしていき、単語をマスターしてしまいましょう。
TOEIC英単語学習におすすめの参考書
次におすすめの単語帳について紹介していきます。
おすすめ単語帳|TOEIC L&R TEST出る単特急 金のフレーズ&銀のフレーズ
最も僕がおすすめする参考書が金のフレーズです。
金のフレーズはTOEICの頻出の単語がまとまっており、この一冊をマスターするだけでTOEICの重要単語をほとんど網羅することができます。
レベルとしては、少し高めなので初心者の方は、同じシリーズの銀のフレーズから始めることをおすすめします。
また、TOEIC600点レベルを目指したい初心者の人におすすめなのが、 TOEIC銀のフレーズです。
金のフレーズに比べてより基礎的な英単語がまとまっており、効率的に学習を行うことができます。
まとめ
今日は、英単語の学習方法について解説してきました。
単語を覚えるためには、最初に短期記憶として定着させ、その後に長期記憶に定着させていくことで、より効率的に単語を覚えていくことができます。