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【最新】難化したTOEICパート2の対策、8つのコツを905点が徹底解説!

TOEICパート2対策8つのコツを徹底解説という文字と背景にオフィスの写真。

  • パート2、序盤のリスニングパートなのに意外と苦戦してしまう…
  • 音声は短いのに、なぜか聞き取ることができない…

と悩んでいる人もいるのではないでしょうか?

TOEICパート2は、流れた英文に対する答えを、3択の中から選ぶ問題です。

音声も短いし、簡単だろうと油断していると、「意外に聞き取れない・・・」ということにもなりかねません。

くま
最近パート2の難易度は上がってきており、しっかりとした対策が欠かせないパートになっています。

これが答えなの?という曖昧な回答が答えになったりしてびっくりしたことがあるよ
ねこ

この記事では、パート2の概要と解いていく上で役に立つ8つのコツを解説していきます。

記事の信頼性

TOEICを独学で学習し、905点を取得しています。自身が点数が上がらずに試行錯誤してきた経験から、独学で勉強する上で役に立つ情報を発信しています。

TOEICリスニングで高得点を取るための具体的な手順については、以下の記事で解説しているのであわせてどうぞ。

TOEICパート2の概要について(問題形式、問題数)

次に、パート2の概要について説明していきます。

どのような問題なのか?|会話応答問題

Part2問題例

Q. When does the meeting start?

(A) At 3pm. (B) No thanks. (C) Yes,I’m confused.

このような問題が音声で出題され、受け答えとして適切な選択肢を選んでいきます。具体的には、最初に流れる文に対して、適切な回答を後から読まれる3つの文から選択します。

くま
シンプルな問題だから、できるだけパート2で高得点を狙いたいね

文章は、問題冊子に書かれておらず、全てリスニングで聞き取らなければなりません。今回の問題の答えは、以下の通りです。

✔️問題の答えA

解説:最初の文では、会議がいつ始まるかを聞いているので、正解は、午後3時と答えている会話として自然なAになります。

問題数は?|リスニングパートのどのくらいの割合を占めるのか?

TOEICリスニング パート1 パート2 パート3 パート4
問題数 6題 25問 39問 30問
試験時間 5分 9分 17分 16分

問題数は、全部で25あり、リスニングパート全体の4分の1を占めます。

他のリスニング問題と違い、3択であるため、正答率を上げていきたいパートです。

時間の割に問題数が多く、集中して解かないといけないパートだね
ねこ

冒頭でも説明した通り、パート2は以前よりも難化してきており、注意が必要です。

難化したパート2で高得点を取るために意識するべき8つのコツ

次に、パート2で高得点を取るために意識するべき点について説明していきます。

以上の8つのコツを意識することで、パート2で高得点が狙えるようになります。

①文頭の単語を全力で聞き取りにいく

全力で、文頭の単語を聞き取りにいきましょう

以前より減ってきてるとはいえ、パート2では、文頭の単語が聞き取れてしまえば、解けてしまう問題、或いは選択肢を絞ることができる問題が多いです。

そのため、文頭の単語、特に疑問詞には注意しておく必要があります。

くま
繰り返し解くだけでなく、解いた問題でシャドーイングを行うことで、冒頭の単語が聞き取れるようになるね

※シャドーイングとは?・・・音声を聞いて、聞こえてきた音声を少し遅れて自分で発音していくこと

②リンキングを意識する!

2点目が、リンキングに注意することです。

リンキングとは、単語と単語の音がつながることです。

くま
パート2では、リンキングによって、別の単語のように聞こえてしまい、間違えた選択肢を選んでしまうことがあるので、注意が必要だよ

例として以下のようなものが挙げられます。

リンキングの例

例:When are you free?

この文章の場合、「ウェン アー ユー フリー」と発音せずに、「ウェナ ユー フリー」とWhenとareが繋がって発音される場合があります。

こういったリンキングに注意していないと、when are がwhereと聞こえてしまって間違えてしまうといったミスが発生してしまいます。

なるほど、こういうところで間違えちゃうのか
ねこ

日頃の問題演習から音のつながりを意識して、自分でも発音するようにしておくと、聞き取れることができるようになります。

③間接的な回答に要注意

パート2の対策をしていて、「え、それが解答なの!?」という問題にあった人もいるのではないでしょうか?

TOEICのパート2では、質問に対して、答えをぼやかすような間接的な解答が正解になることがあります。

例えば、以下のような問題です。

Q. Did the project nearly finish?

(A)  Let’s ask Mr. Tanaka about that.

(B)  It’s a production line.

(C)  No, you don’ t have to do that.

設問の答え:A

正解は、Aです。このように質問に対して直接的な答えは、出していないものの、文脈上自然な場合には、正解になります。

その他にも質問に対して、質問で返す回答などもあるため、そういったパターンがあることを頭に入れておく必要があります。

くま
直接的な解答でなくても正解になるということは頭に入れておく必要があるね。最も自然だと思う選択肢を選ぶようにしよう

④固有名詞に振り回されない。

音声の中に、聞き慣れていない固有名詞、例えば、人の名前が出てくることがあります。

そうすると、「あれっ、今なんて言った?」と頭がパニックになり、文章の内容を掴めないことがあります。

TOEICリスニングでは、必ずしも全ての英文を聞き取る必要はありません。

リスニングの際には、文章の構造を把握しつつ、聞き取れた情報から適切な選択肢を選ぶ必要があります。

くま
すべての音を聞き取ろうとすると、固有名詞が出てきた時に混乱してしまうことがあるから注意が必要だね

⑤消去法で解く。

他のパートが4択であるのに対しと、パート2は選択肢が3択であるため、消去法が非常に役に立ちます

確実に間違えだと思う選択肢を消去することで、正答率を上げていくことができます。

設問の英文が完全に聞き取れなくても消去法で解くことができる問題も多いので、設問を聞いて確信を持つことができなければ、消去法を使用して解きましょう。

⑥似た音の選択肢に注意する。|誤答の可能性が高い

パート2では、設問に対して似た音の選択肢を誤答の選択肢として設定していることが多いです。

たとえば、以下のような問題があります。

Part2問題例

Q. Who accompany you to the conference?

(A) This is my company that I work for.

(B) Lucas came along with me.

(C) I’m at party at that time.

この問題の正解は、Bです。

この問題の選択肢のAのように、accompanyに似ている音のcompanyを使った選択肢を偽の選択肢として用意しているという場合がかなり多いです。

そのため、選択肢に似ている音が聞こえてきたら注意が必要です。

くま
似ている音が出てきたから、正解にしてしまうということが内容にしっかり確認して選ぶようにしよう

⑦わからなかったら、すぐに切り替える。

最後のポイントですが、わからなかった場合すぐに切り替えるということです。

わからなかった問題があった場合に深く考えて時間をかけてしまうと「やばい、次の問題も聞き取れなかった」ということが起きてしまいます。

わからなかった問題が一つあっても点数に大きく影響しないと割り切って適当にマークし、次の問題に進むようにしましょう

気になって結局次の問題が始まってしまうことがあるんだよね。注意しないと...
ねこ

⑧否定疑問文のnotは無視する!

否定疑問文には、注意が必要です。notが入る疑問文であるため、受け答えの選択肢を選ぶ際に頭がこんがらがってしまうことがあると思います。

この対策として有効なのが、notを無視することです。

【否定疑問文の例】

Didn’t you work yesterday? (昨日働いてなかったの?)

という文があったとして、notをとっても受け答えは変わりません

働いていた場合には、Yesで、働いていない場合には、Noで回答します。

notを無視することで、受け答えに迷うことがなくなるね
ねこ

パート2の対策として効果的な学習方法は?

TOEICパート2対策として効果的な学習方法は?という文字と背景にノートを取る人の写真。

次に、パート2の対策として効果的な学習方法について紹介していきます。パート2で効果的な学習方法は、以下の2つです。

シャドーイングを徹底的に行う。

パート2が解けない原因として、文章を聞き取ることができていないことが挙げられます。

聞き取る能力を上げるために非常におすすめの方法がシャドーイングです。

シャドーイングは、聞こえてきた音声を、後から追いかけて発音していく学習方法です。

複数回繰り返し行うことで、自分で発音ができるようになります。その結果、リスニングを聞き取る力が大幅に向上します。

くま
シャドーイングなしには、リスニング高得点はあり得ない!ってくらい僕にとっては効果的な学習方法だったよ

より詳しいシャドーイングの学習方法については、以下の記事を参考にしてみてください。

パート2に絞って横断的に解く

パート2だけ集中して解くと非常に効果があります。

具体的には、模試問題集や公式問題集のパート2の問題にしぼって問題を解いていきます。

特に試験の前日など直前に集中して解くことで、慣れを作っておくと、問題のパターンを把握することができ、試験の際に焦らずに聞き取ることができるので、おすすめです。

また、横断的に解く上でおすすめなのが、アプリを使用した学習です。特に自分の弱点部分を把握しながら、スコアアップできるSantaといったAI学習アプリでの学習が効率的です。

TOEICパート2対策におすすめの教材は?

✔️TOEICパート2対策におすすめの参考書

TOEIC TEST パート1・2特急 難化対策ドリルより特化的にパート2を対策したい人には、この参考書をおすすめします。難易度高めの問題を解くことができる。

TOEIC新形式精選模試リスニングリスニング全体の対策をしつつ、パート2の対策もしたい人におすすめ。質の高い問題が多く、僕自身、リスニングの点数を上げるのに非常に役に立つ。

くま
難しい問題も収録されていて、高得点を取りたい人がやっておくべき参考書たちだね。この参考書を解き切れば、本番の試験に余裕を持ってのぞむことができるよ

また、集中的にパート2の問題を解き進めていくことができ、高得点を取るためのコツが分かります。

TOEICパート2対策についてまとめ

今日は、パート2の対策について紹介してきました。パート2で高得点を取るためには、以下のような点に注意して対策していきましょう、

パート2で意識するべきこと

  • 文頭の単語に注意する。
  • リンキングに注意する。
  • 間接的な回答に注意する。
  • 固有名詞に注意する。
  • 消去法で解く
  • 似た音の選択肢に注意する。

問題演習をしながら、以上のような点を意識して対策をしていくと効果的です。

また、対策としてシャドーイング、パート2の問題を集中的に解くことで、高得点を狙うことができます。その他のTOEIC対策のコツについても確認したい人は、以下の記事を参考にしてみて下さい。

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