- パート1で満点を取りたいけど、どう対策しよう・・・
- どういった対策をとれば、パート1で高得点が取れるのだろう?
と悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
パート1は、リスニングパートの最初のパートで、比較的リスニングの速度もゆっくりであることから、簡単なパートだと認識されています。


今日は、パート1で高得点、満点を取るための方法を解説していきます。
記事の信頼性
留学なし、独学でTOEIC905点を取得しています。
自身の経験から、TOEICの点数を効果的に上げる方法を解説していきます。
この記事を読むとわかること
Contents
パート1の概要|写真選択問題
まず、パート1の概要と例題について説明していきます。
パート1は、写真を見て、その写真の説明をしている適切な選択肢を選ぶ問題です。
例題)パート1は具体的に問題か?
パート1の問題例
(A) A man is seated on a chair.
(B) A man is watching birds.
(C) A man is walking in a park.
(D) A man is talking with a woman.
この問題の正解は、Aです。男性が椅子に座っているという意味なので、写真と一致します。
このようにパート1の問題は、写真をみて、その写真についての適切な回答を選択する問題です。
問題数と試験時間
TOEICリスニング | パート1 | パート2 | パート3 | パート4 |
問題数 | 6題 | 25問 | 39問 | 30問 |
試験時間 | 4分30秒 | 9分 | 17分 | 16分 |
問題数としては、6題あります。最初のパートであるため、簡単だと思われがちですが、中には難しい問題もあるため、注意が必要です。


パート1で高得点を取るための5つのコツ
次にパート1で高得点を取るためのコツについて紹介していきます。
パート1|5つのコツ
以上のコツを抑えることで、パート1で高得点が狙えるようになります。
事前に画像をチェックしておく。
問題冊子には、写真があらかじめ載っているので、問題が流れる前にざっと写真を確認しておきましょう。

こんな点に注目
- 人→その人の動作(例:自転車を押している)
- 物→状態に注目(例:机の上に本が重なっている)
人の動作や物の状態に注目して、何が聞かれそうかを想像しておきましょう。
頻出の語彙表現を覚えておく。
パート1には、頻出語彙があり、そのような語彙を抑えておくことで、得点率が上がります。例えば、以下のような頻出語があります。
パート1頻出語 | |||
名詞 | railing(手すり) | stools(椅子) | ladder(はしご) |
動詞 | sort(揃える) | set out for(並べる) | stack(積み重ねる) |
これらのような頻出の英単語を抑えて、語彙を覚えておくことで、落ち着いて問題に対応できるようになります。

TOEICの頻出語を網羅的に学習することができ、語彙に関しては、自信を持って試験に臨むことができます。
画像を細部まで見ておく
例えば、以下のような写真があります。
このような写真の場合、一見すると、人について聞かれそうですが、TOEICの問題では、周りにあるものが正解になる場合もあります。
そのため、写真の主要な部分だけでなく、周りのものや位置(この写真の場合、机の上の本や植物)なども把握しておくようにしましょう。

抽象的な表現に注意
パート1では、写真が抽象的な表現で説明されることがしばしばあります。
例えば、以下のような抽象的な語彙があります。
抽象的な名詞一覧 | 意味 |
machine | 機会 |
vehicle | 乗り物 |
equipment | 装置 |

進行形に注意!
次に注意すべきことが進行形の表現です。例えば、以下のような表現が挙げられます。
例文
He’s eating an apple | 彼は、リンゴを食べている
というような、「今〜をしている」を状態を表す表現に注意しましょう。
ひっかけのパターンとして、意味的にはあっているけれど、やっている最中ではないのでは不正解になることがあります。
具体的には、以下のような例です。AとBの2択から正しい選択肢を選んでみてください。
現在進行形の問題例
(A). He’s putting on a cap.
(B). He’s writing on a notebook.
この場合、Aを選んでしまうと、間違えになってしまいます。
確かに男性は、帽子をかぶっていますが、かぶっている最中ではないので、誤った選択肢です。
この場合の正解は、Bになります。

パート1の効果的な2つの学習方法|ディクテーション、シャドーイング
パート1は、語彙力をしっかりと身につけ、短文を聞き取る力を身につけることで、確実に正答率を上げることができます。
ディクテーション:1つ1つの音を聞き取る力を身につける。
1つ目に紹介する方法が、ディクテーションです。
ディクテーションのメリット
- 細部まで聞き取れるようになる。
- 英語リスニングの集中力が身につく。
- 弱点箇所がわかる。
ディクテーションとは、聞こえてきた音声を紙に書き出していくリーディングの学習方法です。
集中して聞き取ろうとすることで、リスニング能力が向上します。
さらには、どこが聞き取れていてどこが聞き取れていないかが明確になり、自分の弱点箇所を把握することができます。

シャドーイング:聞き取る力全体を向上させることができる。
おすすめの方法は、シャドーウィングです。
シャドーイングとは、聞こえてきた音声を後から自分で発音して追いかけていく学習方法です。
このシャドーウィングを行うことで、音声を聞き取る力が非常に高まります。

その結果、安定してリスニングパートで400点以上が取れるようになりました。
シャドーイングのより詳しい学習方法に関しては、TOEICリスニングに効果絶大!シャドーイングの学習方法を徹底解説で紹介しています。
パート1対策としておすすめの教材
続いてパート1対策としておすすめの教材についても紹介していきます。
TOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリル
パート1におすすめの教材は、TOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリルです。パート1&2の問題に特化した参考書です。
問題数をこなす中でパート1&2の点数を確実に向上させることができます。
より詳しい内容については、以下の記事を参考にしてください。
TOEIC新形式 精選模試リスニング
次に紹介するのが、 TOEIC新形式精選模試リスニングです。
他のパートの対策も同時に行いたい人におすすめの問題集です。
非常に質の高い問題が揃っているため、効率的に点数を向上させることができます。
TOEICパート1の対策まとめ
今日は、パート1の具体的な対策について紹介してきました。
具体的には、以下の項目に意識してパート1の対策を行なっていきましょう。
- 事前に画像チェック
- 頻出の語彙を把握しておく
- 画像を細部まで見ておく
これらのコツを意識しながら、問題演習を行い、パート1で高得点を狙っていきましょう。それではまた!