この記事のまとめ
TOEICの超効果的な復習の仕方、具体的なやり方を徹底解説!
リーディング、リスニングの問題演習の後に具体的にどうやって復習すれば効果的なのかがわからない人に向けて実践的な方法を解説していきます。
独学でTOEIC905点を取得した筆者が、本当に効果的な復習方法を伝授します!
TOEIC対策に占める復習の重要性の割合は、非常に高いです。
はっきりと言ってしまうと、効果的な復習をできているかどうかで同じ時間の学習でも、点数が100点以上変わってしまうこともあります。

とはいえ、TOEICの問題を解いた後にどうやって復習をやればいいのかわからない・・・と悩んでいる人も多いはず。
私自身、最初は手探りの状態でしたが、
TOEIC対策において復習の工夫してから効率的に点数が伸びていき、500点台から2ヶ月半の学習で870点を取得しました。(現在は905点)
この記事では、本当に効果的な TOEIC復習の方法、そして効率的に復習ができるおすすめ教材についても解説していきます。
Contents
TOEIC問題演習後の復習が非常に重要である理由
TOEIC学習で復習が非常に重要である理由は、TOEICで高得点を取るために必要不可欠な能力を効率的に身につけることができるためです。
具体的には、以下のような能力を身につけていくことができます。
✔️復習によって身につけることができる力
・リーディング:正確に早く読む力
・リスニング:正確に音声を聞き取る力
・土台となる文法力、語彙力
これらの能力を最も効率的に身につけることができるのが復習を行うことです。
逆に復習を行わずに問題を解いているだけだと、問題になれることはできるものの、1問の問題から得られる効果が非常に少なくなってしまい、効率的に得点力を上げていくことができません。
次の章で具体的に効果的な TOEICの復習方法について解説していきます。
TOEIC問題の効果的な復習方法・具体的な手順
まず全体の問題演習後の流れですが、以下のようなイメージです。
✔️問題演習の全体の流れ
①問題を解く: TOEICリスニング&リーディングの問題を解く
②答え合わせを行う
③文章の意味、構造を確認:文章の意味や構造を確認していきます。
※この際、リスニングの場合には、音声についても確認
④解説を読み、不足している知識をインプット
⑤効果的な方法で復習を行う。
全体の大まかな学習の流れは以上のようになっています。
シンプルな流れですが、⑤の効果的な復習を行うか行わないかで得点アップに直結する学習ができるかどうかが変わってきます。
また、より詳しい全体の問題演習の流れについて先に知りたい!という人は、【超独学術】TOEICで800点取得する勉強法を905点が解説!をご覧ください。
この章では、⑤効果的な方法で復習を行うについてより深く解説していきます。
では、1.リスニング、2.リーディング、そして3.単語学習の復習方法についてそれぞれの問題の復習方法について解説していきます。
TOEICリスニング問題の効果的な復習方法
リスニングの復習方法は、以下の手順、方法で行なっていきます。
①オーバーラッピングを行う。
②シャドーイングを行う。
これらの方法で学習していくことで、音声を正確に聞き取る力が身につき、リスニングで高得点を狙うことができるようになります。
①オーバーラッピングの学習方法
まずは、オーバーラッピングを行なっていきます。
オーバーラッピングとは、文章を見ながら、聞こえてきた音声に合わせて自分で発音していく学習方法です。
最初は、音声が速くてついていけないと感じることも多いと思いますが、問題ないです。徐々についていくことができるようになります。
回数の目安としては、3回〜5回行うと良いです。
②シャドーイングの学習方法
続いて行う方法がシャドーイングです。
シャドーイングとは、文章を見ずに聞こえてきた音声を少し遅れて発音していく学習方法です。
シャドーイングに関しても3回〜5回を目安に行っていきます。
以下のように聞こえてきた音声を追いかけていきます。


この際、再現できなくても問題なく、自分が聞き取ることができた部分を発音していきましょう。
シャドーイングを行なったら、聞き取れなかった部分を文章を見ながら確認します。

以上のような手順でオーバーラッピングとシャドーイングの学習を行なっていきます。
より詳しいオーバーラッピング&シャドーイングの学習方法については、TOEICリスニングに効果絶大!シャドーイングのやり方を徹底解説!で詳しく解説しているので、どうぞ。
パート3&4の学習については、問題文が長く、ディクテーションを行うと、書き起こすのにかなり多くの時間がかかってしまいます。そのため、オーバーラッピング&シャドーイングでの学習がおすすめです。
リーディングの効果的な復習方法
続いてリーディング学習の効果的な復習方法について解説していきます。学習手順としては、シンプルですが、以下の通りです。
①精読を行う。
②音読を行う。
①精読を行う|文章の意味、構造を理解する。
リーディングの問題を解き、答え合わせを行なった後にまず行うべきことが精読です。
精読とは、文章の構造や意味を把握しながら丁寧に読んでいくリーディングの学習方法です。
文章を丁寧に読みながら意味や構造の理解を深めていきます。
②音読を行う
続いて行うのが、音読です。
音読とは、声に出して文章を読んでいく学習方法です。
音読をする際には、精読で学習した文章構造や意味を理解しながら、声に出していきます。
音読は、3回〜5回前後行なっていきましょう。(可能であれば、10回)
繰り返し音読を行うことで、意味や構造を理解する力が強化されていき、文章を正確にかつ、速く読むことができるようになります。
より詳しい音読学習の仕方については、
【効果絶大】TOEICリーディング|音読の方法を900点が徹底解説!の記事で丁寧に解説しています。

2回目以降の復習のタイミングは?
先ほどまでの説明で、TOEICの問題を解いた後の復習方法について解説してきました。
2回目以降の復習のタイミングですが、以下のようなタイミングで行うことをおすすめします。
✔️記憶定着に効果的な復習のタイミング
1日後、1週間後、1ヶ月後
忘却曲線に沿って、ベストなタイミングを選定しています。
ただ必ずしもこのタイミングで復習しなければならないというものではなく、自分の時間と相談して定期的に復習を行なっていけば問題ないです。


なかなかTOEICの復習ができないという人におすすめの対策
これまで具体的な TOEICの復習方法について説明してきましたが、どうしても自分1人だと復習することができないという人におすすめの方法を紹介していきます。
TOEIC学習を効率的に復習することができるアプリを使用する。
TOEIC学習の復習を効率的に行うことができるアプリを使用することです。
具体的におすすめのアプリは、スタディサプリイングリッシュ TOEICコースです。
このアプリのすごいところは、問題を解いた後に、今日紹介した音読やシャドーイング、ディクテーションといった復習機能がついているところです。
手順に従って意識せずとも学習をすれば適切な復習を行うことができます。

より詳しいスタディサプリイングリッシュの内容については、以下の記事で解説しています。
あわせて読みたい記事
続いての対策がTOEICコーチングスクールに通うことです。
特に短期間でどうしても成果を出したいという人におすすめです。
専属のコーチが具体的にやるべきこと、学習や復習まで日々の TOEIC対策を管理してくれるため、1人で継続して学習できないという人でも挫折せずに成果を出すことができます。
具体的に結果が出るおすすめのコーチングスクールについては、
【超必見】TOEIC対策におすすめのコーチングスクールを905点が紹介!で徹底解説しています。
TOEIC復習方法についてまとめ
この記事では、TOEICの復習方法について解説してきました。
具体的に行うべきTOEICの復習方法は、以下の通りです。
・リスニング:オーバーラッピング&シャドーイング→英語の音声を聞き取る力が大幅に向上する。
・リーディング:精読&音読→文章を正確にはやく読む力が身につく
どちらの学習とも実践していくと非常に効果があるのでまずは学習に取り入れてみることをおすすめします。