TOEICリスニング学習しているのになぜかなかなか点数が伸びない・・・
と悩んでいる人に向けて記事を書いていきます。
TOEICリスニングは、必ずしも学習量に比例して点数が上がるわけではないです。そのため、伸び悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
その後は、どうすれば点数が上がるのか試行錯誤していく中で、TOEIC905点を取得することができました。(リスニングは、485点/495点)
自身の経験をもとにリスニングで点数が伸びない要因と具体的な対策方法について解説していきます。
目次
TOEICリスニングの点数がなかなか伸びない7つの要因と具体的な対策について
さっそくですが、 TOEICリスニングの点数が伸びない要因と対策方法について解説していきます。
①正しい手順でリスニング対策ができていない。(基礎がない状態での問題演習)
1つ目の要因が正しい手順でリスニング学習ができていないことです。
例えば、基礎的な単語力や文法力がないのにも関わらずリスニングの問題演習ばかり行なっていても点数は伸びません。逆のパターンも同様に。単語等の語彙力はあるのに問題演習をあまりしないと、なかなか点数が向上しません。
特に単語は認識していなければ聞き取れるようにならないので、最初に基礎的な語彙知識を身につけておく必要があります。
時間がかかってしまってしまいますが、最初にある程度の英単語、文法の知識を覚えてしまうことで、その後の対策が非常に効率的になります。
対策としては、単語学習、文法学習といった基本的な学習から行なって本格的に TOEICリスニング対策を行うことです。
TOEICリスニング対策全体の具体的な手順について以下の記事でまとめているので、チェックしてみてください。
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②TOEICリスニング対策に効果的な教材を使用していない。
続いての要因として考えられるのが、TOEICリスニングに効果的な教材を使用せずに学習を行なっていることです。
例えば、 TOEICでない教材での対策をしていたり、あまり効果的でない教材で学習をしていると遠回りになってしまい、なかなか点数が上がらないということも。
特に今までの学習と異なり、TOEIC対策はアプリでの学習が非常に効率的、かつ、対策がしやすくなっています。
中には、自身のスコアや弱点パートを分析して対策できるAIアプリや、講義動画や学習機能が充実した学習がしやすいアプリもあります。
具体的におすすめのアプリは、以下の通りです。
続いてアプリよりも効率性は劣りますが、クオリティはしっかりとしているおすすめの参考書も紹介します。本での学習をしたい人におすすめです。
✔️おすすめのTOEIC対策参考書
・TOEIC新形式精選模試リスニング:リスニング問題が5問収録。クオリティが高く、シャドーイング等の学習教材としても最適。
※参考書名をクリックすると詳細説明記事に移動します。
また、上記のおすすめの教材を含めたTOEICリスニング全体のおすすめアプリについては、以下の記事で解説しているのでチェックしてみてください。
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③リスニング力が不足しており、英語を聞き取る力がない。
続いての理由が、TOEICリスニングを聞き取る力が足りていないということです。
TOEICリスニングは、それなりに音声のスピードが速くむやみやたらに学習していても聞き取れるようにならないことが多いです。
リスニングを聞き取る事ができない人が最もやるべきことは、効果的な方法でリスニング学習を行うことです。
具体的におすすめの学習方法は、シャドーイング学習です。
シャドーイングとは、聞こえてきた音声を少し遅れて追いかけて発音していく英語の学習方法
繰り返しシャドーイングを行うことで自分が聞き取れる事ができる英文の範囲が広がり、徐々に英語を聞き取る力が磨かれていきます。
シャドーイングの学習方法や英語が聞き取れない人が行うべき具体的な対策については、以下の記事で詳しくまとめているのでチェックしてみてください。
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④TOEICリスニングの問題を解く際のコツやパートごとの傾向を把握できていない。
TOEICリスニングの問題を解く際のコツやパートごとの特徴を把握できていない場合もあります。
例えば、パート2であれば、誤答のパターンとして、似た音の選択肢が誤りとなる可能性が高い傾向があります。
TOEICリスニングの点数で伸び悩んでいる人の中で、こういった試験にすぐに役立つテクニックをまだ取り入れていない人は、まずはやってみて自分なりの型を作ってしまうことをおすすめします。
具体的なコツやパートごとの対策については、以下の記事にまとめているのでチェックしてみてください。
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TOEICリスニングの問題では、知っているだけで短期間で点数が上がるコツもあるので、自分が取り入れられるものからやってみることをおすすめします。
⑤正しい英語の音を認識できていない
正しい英語の音を認識できておらず、特定の単語がうまく聞き取れていない場合もあります。
また、リンキング(単語と単語がつながること)など英語独特の発音が聞き取れていないことも。
この場合には、発音学習をしておくことも効果的です。おすすめの教材は、以下の通りです。
私自身、英語耳を使用して英語の発音の基礎を身につけていきましたが、リスニングにはもちろんスピーキングにも非常に効果的なので、おすすめの参考書です。
⑥自分の弱点である問題やパートの対策を重点的に行なっていない。
自分の苦手な問題やパートの対策をあまり時間をかけていない場合には、なかなか点数が伸びないということが起こり得ます。
例えば、パート3の会話形式の問題が苦手なのであれば、重点的にパート3に特化した対策を行うべきです。
対策としては、AI機能を持った分析アプリで自分の弱点の対策を行なっていくことです。
パートごとの対策の方法としては、以下のようなものがあります。
✔️弱点箇所の対策ができるアプリ
Santa:AI機能で自分の弱点箇所を分析して、スコアアップに本当に必要な問題に特化した対策を行うことができる
先ほども、効果的な教材で紹介しましたが、Santaは、自分の弱点となる問題をAI機能で提案してくるおすすめ問題で効率的に点数を上げることができるアプリとして非常におすすめです。
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⑦本番の試験の際に、実力を発揮しきれていない
続いてのリスニングの点数が伸びない要因として考えられるのが本番の際に実力を発揮しきれていないことです。
やはり本番になると思っている以上に緊張してしまってリスニングがいつもよりも聞き取りにくくなってしまうこともあります。
そんな時の対策としておすすめの方法が難易度の高い方法でリスニングを行うことです。
特に本番の試験でなかなか緊張してしまったり、焦ってしまってなかなか聞き取れるようにならないという人におすすめの方法です。
日常の学習の時点で本番よりも難易度の高いリスニングを行なっておくことで余裕をもてるようになり、自分の本来のパフォーマンスを発揮できるようになります。
◆倍速リスニング:音声のスピードを上げる
→おすすめの参考書:TOEIC鬼の変速リスニング
◆難易度の高い参考書の問題を解く
→おすすめの参考書:TOEIC L&R テスト でる模試700問 リスニング
倍速リスニングや難易度の高い問題を解いておくことで本番の試験のリスニングがゆっくりに感じられたり、難易度がそれほど高くないと感じることができます。
私自身、この学習方法を試験前中心に取り入れて試験の際には、余裕を持って問題を解くことができるように工夫していました。
TOEICリスニング伸びない要因と対策まとめ
この記事では、TOEICリスニング伸びない要因と対策についてまとめてきました。
まずは、試しに取り入れることができる部分から対策を行っていくことで徐々にリスニングの点数を伸ばしていくことができます。