- TOEICのリスニング対策にディクテーションって効果あるの?
- TOEICリスニングの得点をできるだけ効率的に上げる方法が知りたい!
TOEICリスニングは、初心者の人からするとハードルが非常に高いです。流れる音声のスピードが速く聞き取れない人も多いと思います。
そんな人におすすめのリスニングの学習方法が、今日紹介するディクテーション。

この記事では、独学でTOEICの905点を取得した筆者が、TOEICリスニング対策に効果的な学習方法であるディクテーションについて解説していきます。
この記事を読むとわかること
TOEICのリスニングで高得点を取るための効果的な学習方法については、以下の記事でまとめているので、併せて参考にしてみてください。
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Contents
ディクテーションが TOEICリスニング対策に効果的な3つの理由
まず、TOEICリスニング対策にディクテーションが効果的な理由について説明していきます。
ディクテーションが効果的な3つの理由
①正確に英語を聞き取る力が身につく
②自分の聞き取れない部分がわかり、弱点を克服できる
③集中して英語を聞く力が身につく
①正確に聞き取る力が身につく。
ひとつ目の理由が、英語を正確に聞き取る力が身につくためです。
ディクテーションを繰り返し行なっていくことで、自分が認識している英語の発音と実際の発音のずれを認識することができます。
結果として、徐々に音声を正確に聞き取れるようになっていきます。
②自分の聞き取れない部分がわかるため、弱点を克服できる、。
次にTOEICリスニングが効果的な理由は、自分の苦手な箇所がわかる点です。
ディクテーションを行うことで、自分が聞き取ることができない部分や知らない英単語がわかります。
そういった部分は、現在自分が認識できていない音や単語といった弱点の部分です。
ディクテーションを行うことで、はっきりと自分の弱点を認識することが可能になり、有効な対策が可能です。
③集中して聞く力が身につく。
次のメリットが、英文を集中して聞く力が身につく点です。
TOEICのリスニングを解く際には、聞き取る力はもちろんのこと、英文を集中して聞く力が求められます。

ディクテーションを使用したTOEICの勉強方法
ディクテーションによる学習の手順
①リスニングの問題を解き、答え合わせをする。
②問題文を聞きながら、聞こえてきた音声でわかる部分を紙に書き出していく。
③複数回繰り返す
④英文を見ながら、自分が書き出した文章の合っている部分、間違えている部分を確認する。
上記のような流れでディクテーションを行なっていきます。
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1リスニングの問題を解き、答え合わせをする。
まずは、時間を測ってリスニング問題を解き、答え合わせを行います。
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2音声を聞きながら、ディクテーションを行う。
解いた問題の音声を聞き、聞こえてきた音声を紙に書き出していきます。(=ディクテーション)。
ディクテーションを行う際には、聞き取れない部分があっても全く問題ないです。まずは、自分が聞き取れる部分を書き起こしていきましょう。


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3複数回ディクテーションを繰り返す
先ほど行ったディクテーションを複数回(5回前後)繰り返していきます。
1回だけだと、書き起こせない部分が多いと思いますが、複数回繰り返し行うことで、認識できる単語も増え、書き出せるようになります。

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4英文を確認し、聞き取れなかった部分を確認する。
ディクテーションを複数回行った後に、聞き取れなかった部分、間違えていた部分を確認していきます。
間違えた部分を確認した後に、再び音声を聞いて、単語を認識していきましょう。

TOEICディクテーションのデメリットは?
①英文を書き起こすため、時間がかかる
ディクテーションの最大のデメリットが、多くの時間がかかってしまうことです。
聞こえてきた音声を、実際に紙に書き出していくため、他の学習方法に比べて時間がかかります。

そんな人におすすめなのが、ディクテーションと同様の効果が期待できて、かつ、時間がかからないシャドーイングです。
シャドーイングとは、聞こえてきた音声を実際に声に出して追いかけて発音していく学習方法です。
[st-kaiwa5r]シャドーイングとディクテーションの違いは、紙に書くか、声に出すかの違いだね[/st-kaiwa5]
TOEICディクテーションを行うのにおすすめのアプリは?
スタディサプリイングリッシュTOEICコース
ディクテーション学習におすすめのアプリが、スタディサプリイングリッシュTOEICコース。
リスニング問題を解いた後にディクテーションで復習することができます。

また、ディクテーションだけでなく、文法、単語、模試問題集といったTOEIC全体の対策を1つのアプリで行うことができるおすすめのアプリです。

スタディサプリの詳しい説明については、以下の記事で解説しています。
ディクテーションの他におすすめのリスニングの学習方法は?
次にディクテーション以外におすすめのリスニングの学習方法について簡単に紹介していきます。
具体的には、以下のような方法があります。
✔︎シャドーイング
✔︎倍速リスニング
ひとつ目に紹介する学習方法が、シャドーイングです。
先ほども説明しましたが、シャドーイングとは、聞こえきた音声を追いかけて発音していく学習方法です。

シャドーイングの詳しい学習方法については、以下の記事で解説しています。
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また、次に紹介する倍速リスニングは、1.5倍速、2倍速といった速度でリスニングを行うことで、通常の速度のリスニングがゆっくりと感じられる学習方法です。
TOEIC対策ディクテーションまとめ
今日は、 TOEICリスニング対策に効果的なディクテーションについて解説してきました。
TOEICリスニング対策にディクテーションが効果的な理由は、以下の3つです。
ディクテーションが効果的な3つの理由
①正確に英語を聞き取る力が身につく
②自分の聞き取れない部分がわかり、弱点を克服できる
③集中して英語を聞く力が身につく
ディクテーションは、TOEICリスニングに効果的な学習方法なので、ぜひ参考にしてみてください。